プロテインは4年で6割値上がりしました|それでも飲む理由と、たんぱく質の安い摂り方
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最終更新: 2026年10月/プロテインの価格は各社の公式サイト(2026年8月31日確認。ザバスの容量とGronGのソイの価格は2026年10月1日に確認し直しました)、食材の価格は2026年8月の調査分(2026年8月28日公表)です
こんにちは、ロッキーです。
手取り12万円(基本給14万円)からスタートして、固定費の見直し→先取り貯金→NISAの順番で貯金500万円を作った元公務員です。趣味は筋トレなので、貯金と一緒に「貯筋」の話もときどき書いています。
2026年9月から、明治のプロテイン「ザバス」の袋が、順次また小さくなっています。ホエイプロテイン100は980g入りが800g入りへ(明治の公式サイトの商品ページも、800gの表示に切り替わりました)。
「また」と書いたのは、これが初めてではないからです。気になって明治の公式発表をさかのぼってみたら、4年半で5回ありました。
そして、同じ商品の4年前のページと今のページを並べてみて、正直、手が止まりました。
4年で、袋は24%小さくなりました
ザバスのホエイプロテイン100(リッチショコラ味)の、公式サイトの記載です。
| 項目 | 2022年5月 | 2026年8月 | 2026年9月から |
|---|---|---|---|
| 内容量 | 1,050g | 980g | 800g |
| 希望小売価格(税別) | 5,550円 | 6,760円 | 6,760円 |
| 袋に入っているたんぱく質 | 730.0g | 682.5g | 557.1g |
| たんぱく質1gあたり | 約8.2円 | 約10.7円 | 約13.1円 |
袋は1,050gから800gへ、24%小さくなりました。値段は税別5,550円から6,760円へ、22%上がっています。
このふたつを合わせると、たんぱく質1gあたりは約8.2円から約13.1円へ。4年で約6割の値上がりです(800gの希望小売価格は、980gと同じ6,760円+税で据え置き)。

念のため、たんぱく質の濃度も確かめました。2022年は1食21gあたり14.6g、いまは1食28gあたり19.5g。どちらも粉の重さの約69.5%で、ほぼ変わっていません。中身が薄まったわけではなく、純粋に値段と量が動いたということです。
そして、この4年半の値上げはこうなっていました。すべて明治の公式発表です。
| 発表 | 実施 | 内容 |
|---|---|---|
| 2022年4月 | 2022年6月出荷分 | 粉末プロテインの内容量を3.0〜12.7%減らす |
| 2024年9月 | 2024年10月出荷分 | 17品の出荷価格を6.0%引き上げ |
| 2025年1月 | 2025年3月出荷分 | 粉末プロテイン全40品の出荷価格を約10〜11%引き上げ |
| 2026年4月 | 2026年6月出荷分 | 21品の出荷価格を約6〜28%引き上げ |
| 2026年7月 | 2026年9月以降 | 14品の内容量を約11〜22%減らす |
値上げと内容量の減量が、交互に来ています。値段が上がった翌年は袋が小さくなる。値札だけ見ていると、半分は気づけません。
値上げの理由は、4年前から変わっていません
明治は毎回、理由を書いています。誠実ですね。こうして理由を公表してくれるのは、信頼できるなと思っています。
2022年はこうでした。
世界的な需要拡大の影響や生産地の天候不順などの影響により、海外乳原料、糖類、油脂といった原材料価格は上昇しています
そして2026年は、こうです。
昨今の国際情勢によりあらゆる原材料が高騰しており
言葉は変わっていますが、中心はずっと原料です。ホエイは牛乳から作られる輸入原料なので、これは明治だけの事情ではありません。海外ブランドを使っている方も、同じ流れの中にいます。
なお9月から袋が小さくなっているのは、ホエイプロテイン100だけではありません。アクアやジュニアプロテインなど、ザバスの粉末プロテイン14品が対象です。
プロテインは、飲んだらマッチョになれる魔法の粉ではありません
私のまわりでプロテインを飲んでいる人は、正直、多くありません。それどころか「プロテイン? ゴリゴリのマッチョになるために飲むやつでしょう」と言われることがあります。
でも、明治の公式サイトにはこう書いてあります。
プロテインとは、「たんぱく質」のことを指します
そのままの意味です。プロテイン=たんぱく質。もちろん筋肉を増やす目的で飲んでいる人もいますし、私もそのひとりです。ただ、マッチョになるためだけのものではありませんし、飲んだらマッチョになれる魔法の粉でもありません。
同じページには、たんぱく質の役割もこう書かれています。
筋肉や骨、血液、内臓、皮膚、髪、爪などは「たんぱく質」によって作られています
筋肉だけの話ではないんですね。髪も爪も肌も材料はたんぱく質なので、体づくりをしていない方にも関係があります。
私は学生のころにもプロテインを飲んでいました。当時と比べていちばん変わったと感じるのは、味です。昔は「飲みきるのが仕事」みたいなところがありましたが、いまはココア味もミルクティー味も、普通においしい。ここは素直に進化したなあ、と思っています。
いまは飲食店に行けば、おいしいものがいくらでもあります。ただ、外食のメニューを思い浮かべると、多くは糖質と脂質でできている。それでいて「たんぱく質」を前に出しているのは、トレーニングをする人向けの商品ばかりという印象です。もったいないな、と感じています。
それでも私がプロテインを飲む理由
先に、大事な前提をひとつ。プロテインはあくまで栄養補助食品です。摂れるなら、食材から摂るほうがいい。そのほうがレパートリーも増えますし、たんぱく質以外の栄養も一緒に摂れます。
そのうえで、私が飲み続けている理由は3つあります。
1つめは手軽さ。水に溶かして数十秒です。忙しい朝や、トレーニング直後に食事を用意できないときに、これは大きい。
2つめは中身の濃さ。1食28gあたりのたんぱく質は19.5g。粉の重さの約7割がたんぱく質という計算になります。同じ量のたんぱく質を食事で摂ろうとすると、それなりの量を食べることになります。
3つめは選びやすさ。フレーバーが本当に増えました。続けられなければ意味がないので、ここは大事なところです。
私自身は、一部をソイプロテインに切り替えています。9月以降もソイの比重を増やしていくつもりです。ホエイもトレーニングの前後には飲むので、やめるのではなく、飲むタイミングと頻度を工夫する形で。
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食材から摂ると、たんぱく質1gはいくらか
では「食材から摂るほうがいい」と言ったときに、実際いくらなのか。そろえて計算しました。
100gいくらでは比べられません。豆腐と卵とちくわでは、同じ100gに入っている量がまるで違うからです。そこで、価格は総務省の小売物価統計調査、たんぱく質の量は文部科学省の食品成分表でそろえました。選んだ基準は「たんぱく質を摂るために買うもの」。統計に品目があるものを全部と、公式に価格が出ているプロテインを、おおむね安い順に並べます。
| 食品 | 価格 | 含まれるたんぱく質 | たんぱく質1gあたり |
|---|---|---|---|
| 豆腐(木綿豆腐、並) | 312円/1kg | 70.0g | 約4.5円 |
| 納豆(糸ひき納豆 50g×3 または 45g×3) | 112円/1パック | 22.3〜24.8g | 約4.5〜5.0円 |
| 鶏卵(白色卵・10個入り・サイズ混合) | 321円/1パック | 約64g | 約5.0円 |
| 牛乳(紙パック1,000mL) | 264円/1本 | 33.0g | 約8.0円 |
| ソイプロテイン(ザバス ソイプロテイン100・900g)※ | 約5,465円/1袋 | 642.9g | 約8.5円 |
| 鶏もも肉(ブロイラー) | 162円/100g | 16.6g | 約9.8円 |
| ちくわ(焼きちくわ) | 137円/100g | 13.2g | 約10.4円 |
| ホエイプロテイン(ザバス ホエイプロテイン100・980g)※ | 約7,301円/1袋 | 682.5g | 約10.7円 |
| プロセスチーズ(スライス) | 283円/100g | 22.7g | 約12.5円 |
| ハム(ロースハム) | 245円/100g | 18.6g | 約13.2円 |
| かまぼこ(蒸かまぼこ) | 224円/100g | 12.0g | 約18.7円 |
※プロテインの2つだけは、公的統計に品目がないためメーカーの希望小売価格(税抜表示に軽減税率8%を加えた税込)で計算しています。店頭やネット通販では希望小売価格より安く売られていることが多いので、この数字は上限だと思ってください。ザバスのホエイは、2026年9月から順次800gに変わりました(希望小売価格は同じ)。800gで計算すると、たんぱく質1gあたり約13.1円です。

価格は総務省統計局「小売物価統計調査」の2026年8月調査分・東京都区部、たんぱく質の量は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の数値です。やっていることは割り算ひとつ。価格 ÷ その食品に入っているたんぱく質の量。
安いほうの3つ——豆腐、納豆、卵——は、いずれも4〜5円台でほぼ横一線でした。粉のプロテインの半分以下です。手軽さとたんぱく質の濃さを取るか、値段を取るか、ほかの栄養バランスまで見て選ぶか。選択肢は人によって違いますし、その日の気分で変わることもあると思います。
断りがふたつ。ひとつは、この統計に「全国平均」がないこと。都市ごとの価格しか出ていないので、東京都区部を使いました。お住まいの地域では違う数字になります。もうひとつは卵で、銘柄が「サイズ混合」で1パックの重さが決まらないため、平均61gのMサイズ(農林水産省の規格)で計算しています。
私がよく買う鶏むね肉とささみは、この統計に品目がありません(鶏肉はもも肉だけ)。ただ、たんぱく質の量なら分かります。皮なしのむね肉で100gあたり23.3g、ささみで23.9g。もも肉の16.6gより4割ほど多いです。
ただ、この数字を覚えておく必要はありません。パックには成分表示がついているので、そこに書かれているたんぱく質の量と値段で割る。私はよく、その場でそうやって計算しています。

念のため農林水産省の食品価格動向調査(全国470店舗・2026年8月3〜5日調査)でも確かめました。卵が約4.8円、鶏もも肉が約9.4円。順番は変わりません。
なお、値上がりしているのはプロテインだけではありません。9月には練り製品(ニッスイ・約5〜17%)、スリミ製品と惣菜製品(紀文・約3〜20%)、乳製品(雪印メグミルク138品・約1.8〜10.3%ほか)が上がりました。表のなかで直接かぶるのは、ちくわ、プロセスチーズ、かまぼこ。加工されたものに寄っています。豆腐と納豆も、タカノフーズが6月1日から全商品を出荷価格で15%上げていて、東京都区部の豆腐は6月の294円から8月の312円へ、2か月で約6%上がりました。ここは数字を見る前から、買っていて上がってきている印象がありました。
(9月の食品値上げ全体の話は、新米は3割安、9月は4,531品目が値上げに書きました。品目数はその後の集計で4,965品目に増えています〈帝国データバンク・2026年9月30日発表〉)
ソイ・大きい袋・ブランドで、1gあたりは変わります
粉のプロテインのなかでも、けっこう差があります。公式サイトに価格が出ているものを並べてみます。
| 粉末プロテイン | 内容量 | 価格(税込・ザバスは税抜表示からの換算) | たんぱく質1gあたり |
|---|---|---|---|
| ザバス ソイプロテイン100 | 2,000g | 約10,692円 | 約7.5円 |
| ザバス ソイプロテイン100 | 900g | 約5,465円 | 約8.5円 |
| ビーレジェンド WPCプロテイン | 900g | 5,580円 | 約8.9円 |
| ザバス ホエイプロテイン100 | 1,800g | 約15,109円 | 約12.1円 |
| ザバス ホエイプロテイン100 | 800g | 約7,301円 | 約13.1円 |
ザバスは明治の希望小売価格(2026年10月1日確認)、ビーレジェンドは公式オンラインショップの税込価格(2026年8月31日確認)です。通販の価格は動きやすいので、買う前にご自身で確かめてください。
ちなみに私がいま飲んでいるソイはVALXで、もうすぐなくなります。次はザバスのソイを試すつもりでいたのですが、9月のセールで実売を見てみると、希望小売価格から思ったほど下がっておらず、ソイとホエイを混ぜたもののほうが安い場面もありました。上の表は「定価で並べるとこうなる」という話で、買う日の実売では順番が入れかわることを、自分の買い物で確かめた形です。
楽天市場の実売で、私が見た範囲でいちばん安く出ていたのはボディウイングのソイプロテイン 無添加プレーン 1kg(楽天市場)で、9月8日時点で2,780円・送料無料。たんぱく質1gあたり約3.3円と、表のどれよりも安い水準でした。初めて聞く方も多いと思いますが、横浜の会社が公式で楽天市場に出店していて、レビューは1,300件を超えています。無添加・国内精製はメーカーの表示で、私はまだ飲んでいません。次に試してみたい1袋です(同じ会社の、大豆とホエイの混合を先に試しました。感想は下の追記に)。
味付きならGronGのソイプロテイン 1kg(楽天市場)が3,480円で約4.4円(2026年10月1日の価格改定後の通常価格で、同日に確認。改定前は2,980円・約3.7円でした)。GronGは私がいまホエイの大容量を飲んでいるブランドで、溶けやすさや味には満足しています。冷凍バナナと一緒にバナナジュースのようにして飲むのがお気に入りです。においの残り方が気になることもありますが、個人差はあると思います。
追記(2026年9月20日):その後、3袋を実際に試しました
上で「次に試してみたい」と書いたあと、9月に入ってからソイを中心に3袋買って、飲み始めました。まだ数回ずつなので、最初の印象としてお読みください。先に私の好みを書いておくと、プレーンよりも味やフレーバーがついているほうが好きです。以下の感想は、その前提で読んでいただけるとうれしいです。
ULTORA ソイプロテイン(ストロベリーバナナ風味・810g)
味はかなりすっきりしていて、いちごの甘酸っぱさは控えめです。粉の状態では「いちごの果実チップが入っていない? 写真と違う」と思ったのですが、水に溶かして驚きました。チップが浮いてきて見た目はかなりそれっぽく、ドライフルーツのようないちごがとてもおいしかった。
袋の表示では、1食27gでたんぱく質17.6g、食物繊維が4.8g。たんぱく質の量だけを見ると少し心もとないので、私は1.5〜2食分を1回で飲んでいます。そのかわり食物繊維のおかげか満足感がかなりあり、小腹がすいたときにちょうどいい。いま減量中の私は、ふだんの1杯として重宝しています(トレーニングの前後はホエイか、大豆とホエイの混合を飲むことが多いです)。ふだんの1杯をソイにしてから、私の場合は食欲が少し落ち着きました。あくまで個人の感想です。
私が買ったときは810gで3,990円。たんぱく質1gあたりにすると約7.6円で、上の表の安い銘柄には届きません。それでも、ビタミンやミネラル、食物繊維まで入ってこの値段なら、私は納得しています。甘味料は植物由来のステビアです(公式の成分表より)。冷凍ベリーを足したり、水を少なめにして氷を入れたりと、飲み方を考えるのも楽しくなりました。
▶ ULTORA ソイプロテイン ストロベリーバナナ 810g(ULTORA公式ストア)![]()
ボディウイング ツインたんぱく(大豆とホエイを1対1で混ぜたもの・ミルクコーヒー風味・1kg)
溶けやすさは問題ありませんでした。味はかなりすっきりしていて、ミルクコーヒー風味でもプレーンに近い印象です。味つきが好きな私には、水だけだと少し物足りなく感じました。ただ、裏を返せば何にでも混ぜやすいということ。私はプロテインパンケーキに入れたり、味の濃いプロテインと合わせたりして使っています。甘いプロテインが苦手な方には、むしろ合うかもしれません。
成分表はかなり優秀です。袋の表示では、1食27gでたんぱく質21.3g、脂質1.1g、炭水化物1.5g。価格は1kgで3,730円(公式・9月20日確認)なので、たんぱく質1gあたり約4.7円。上の「ソイプロテイン 無添加プレーン」(約3.3円)ほどではありませんが、成分表に対しての値段として、私は納得しています。
▶ ツインたんぱく ミルクコーヒー風味 1kg(楽天市場・公式ボディウイング楽天市場店)
NICHIGA AUSホエイプロテイン グラスフェッド(プレーン・1kg)
これは単体では飲んでいません。プレーンは基本的に、何かに合わせるか、ブレンドして使うことにしています。いまハマっているのは、粉末にしたオートミールとカカオパウダーに、このホエイと上のツインたんぱくを半々で混ぜて焼くオートミールパンケーキ。満腹感がかなり強く、たんぱく質もしっかり摂れるので重宝しています。香料も甘味料も入っていないプレーンなので、こういう使い方に向いていると感じました。たんぱく含有率は76.5%、1食30gでたんぱく質23g(メーカー表示)です。
値段には注意が必要です。私は1kgを4,290円で買いましたが(セールの時期だったのかもしれません)、9月20日に確認すると公式ショップも楽天市場店も7,590円でした。たんぱく質1gあたりでは、私の購入時で約5.6円、9月20日の価格で約9.9円。牧草飼育(グラスフェッド)という原料へのこだわりに価値を感じるかどうかで、評価が分かれる価格だと思います。買う前に、その日の値段を確かめてください。
▶ AUSホエイプロテイン グラスフェッド 1kg(楽天市場・NICHIGA楽天市場店)
3つに共通していたのは、どれも成分がしっかりしていて、飲み方や使い方を工夫しやすいこと。味の好みは人それぞれなので、自分に合った形を見つけて、長く続けられるようにするのがいちばんだと思っています。
※価格は2026年9月8日に確認したもので、変わります(GronGのソイのみ、2026年10月1日の改定後の通常価格です)。買う前に袋の内容量と1食のたんぱく質量で計算し直してください。計算式は「価格÷(内容量×1食のたんぱく質÷1食の粉量)」です。
ここから3つ、言えることがあります。
1つめは定価ではソイのほうが安いこと。ホエイは牛乳由来の輸入原料で、大豆ほど供給が安定していません。私がソイに寄せているのは、この差が理由です。ただし実売はセールと店で大きく動くので、ソイだから安いと決めつけず、その日の1gあたりで比べるのが確実です。以前飲んでいたときより味も格段によくなっていますし、溶けも思ったほどだまになりません。こういう理由で、続けられそうだなと感じています。
2つめは大きい袋のほうが1gあたりは安いこと。ホエイなら800gで約13.1円、1,800gなら約12.1円。ソイも900gの約8.5円に対して2,000gなら約7.5円です。置き場所と飲みきれるかどうか次第ですが、続ける前提なら大きいほうが効きます。
3つめは同じホエイでもブランドで差があること。ビーレジェンドの900gは約8.9円(8月31日確認)で、ザバスのホエイ800g(約13.1円)より3割ほど安く出ました。味も溶けやすさも違うので単純比較はできませんが、1gあたりで見る癖があると、こういう差にも気づけます。
なお、海外ブランドは事情が違いました。マイプロテインは公式サイトに通常価格が出ているものの、常に大きな割引がかかっていて、Impactホエイ250gは通常3,225円のところ2,040円。「最大70%オフ」の表示も出ています。割引率が頻繁に変わって同じ条件で比べられないので、この表には入れていません。
値段は動く。だから、自分で調べる
ここまで書いてきて、いちばん伝えたいのは順位そのものではありません。
4年前と今とで、6割も動いたということです。しかも、値上げと内容量の減量が交互に来て、値札を見ているだけでは半分気づけない形で。
来年また同じ順番かというと、たぶん違います。ホエイの原料事情が変われば、ソイとの差は縮むかもしれません。豆腐と納豆も、今年すでに上がり始めています。
だから私は、表の順位を覚えるより、1gあたりで見る癖のほうを持っておこうと思っています。癖さえあれば、来年また値段が動いても、そのとき自分で判断できます。
これ、お金の話にも通じるところがあるな、と。
毎年のように税制が変わって、新しい制度やお得な情報が出てきます。全部に飛びつく必要はありません。まずは情報感度を高くしておく(お金のニュースを見たり、このブログを見たり👀)。そのうえで、自分に取り入れられるかを調べて、合いそうなら続ける。それだけです。NISAも固定費の見直しも、私がやったのはそういうことでした。
食べるものも同じで、いちばん安い食材を毎日食べるのが正解ではありません。続かなければ意味がないですし、糖質や脂質、カロリーまで含めた全体で見ないと体づくりの役にも立ちません。食材や食事を固定したほうが楽という方もいると思います。私もレシピを考えるのが面倒なときは固定しています。
自分の条件に合わせて調べて、選んで、続ける。貯金も貯筋も、やっていることは同じなんですね。
まとめ
- ザバスのホエイプロテイン100は、2022年は1,050g、2026年9月からは800gに。たんぱく質1gあたりでは約8.2円→約13.1円で、4年で約6割の値上がりです(希望小売価格は据え置き)
- 明治の公式発表だけで4年半に5回。値上げと減量が交互に来るので、値札だけ見ていると半分は気づけません
- 食材から摂るなら、豆腐・納豆・卵が1gあたり4〜5円台で、粉のプロテインの半分以下。ただしプロテインには手軽さと濃さがあります
- 粉のなかでは定価ではソイが安く、大きい袋が安く、ブランドでも差があります。ただし実売はセールで順番が入れかわるので、買う日の1gあたりで
たんぱく質は、筋肉だけでなく髪や爪、肌の材料でもあります。トレーニングをしていない方にも関係のある話です。
外食を少しだけ減らして、たんぱく質のおかずを一品つくってみる。安い食材もちゃんとあります。体にも家計にも効くので、そこは一石二鳥だと思っています。
(食費や日々の支出をどうつかむかは、家計簿が続かない人へ|固定費と大きな支出から始める3ステップに書いています)
(値上げに固定費で備える考え方は、値上げ2,566品目でも慌てない|手取り12万時代の固定費防衛術にまとめています)
参考にした資料
- 株式会社明治「ザバス ホエイプロテイン100」(リッチショコラ味。1食28gあたりたんぱく質19.5g・タンパク含量71%〈製品無水物あたりの表示〉。希望小売価格 800g 6,760円+税/1,800g 13,990円+税〈2026年10月1日確認。8月31日の確認時は980g・2,200g〉)/「ザバス ソイプロテイン100」(ココア味。1食28gあたりたんぱく質20.0g・タンパク含量75%〈同上〉。希望小売価格 900g 5,060円+税/2,000g 9,900円+税)/「プロテインとは」(「プロテインとは、『たんぱく質』のことを指します」「筋肉や骨、血液、内臓、皮膚、髪、爪などは『たんぱく質』によって作られています」)
- 2022年5月時点の記載は、明治「ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 1,050g」商品ページのアーカイブ(2022年5月22日取得)より(内容量1,050g・希望小売価格5,550円税別・1食21gあたりたんぱく質14.6g)
- 株式会社明治の価格改定発表(すべて公式プレスリリース): 2022年4月6日(6月出荷分から粉末プロテインの内容量3.0〜12.7%減)/2024年9月3日(10月出荷分から17品の出荷価格6.0%)/2025年1月16日(3月出荷分から粉末プロテイン全40品の出荷価格を約10〜11%引き上げ)/2026年4月16日(6月出荷分から21品を約6〜28%)/2026年7月28日(合計37品。粉末プロテイン14品の内容量変更は9月以降順次)
- ビーレジェンド「WPCプロテイン(900g)」公式オンラインショップ(2026年8月31日確認・税込5,580円。1食30gあたりたんぱく質20.8g)/マイプロテイン「Impact ホエイ プロテイン」(2026年8月31日確認・250gが通常3,225円→割引2,040円)
- 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)」/調査結果(食材の価格は2026年8月調査分・東京都区部=2026年8月28日公表。統計表「主要品目の東京都区部小売価格」より。品目の銘柄は「調査品目及び基本銘柄」Excelで確認)
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」(たんぱく質の量。使ったのは「たんぱく質」の列です。「アミノ酸組成によるたんぱく質」の列で計算し直しても、いちばん安いのは木綿豆腐のままでした)
- 農林水産省「食品価格動向調査(食肉・鶏卵)」(2026年8月3〜5日調査・全国470店舗の平均。鶏卵305円/1パック、鶏もも肉156円/100g。特売価格を含まない税込価格の単純平均)/「畜産物の価格安定に関する法律施行規則の規定に基づく鶏卵の規格」(Mは1個58g以上64g未満=平均61gとして計算)
- タカノフーズ「価格改定に関するお知らせ」PDF(2026年5月15日発表・6月1日店着分から納豆類・豆腐類・厚揚げ類の全商品をメーカー出荷価格15%)
- ニッスイ「家庭用商品の価格改定について」(9月1日納品分から練り製品全品を約5〜17%)/紀文食品「商品の価格改定に関するお知らせ」PDF(9月1日店着分から約3〜20%)/雪印メグミルク「家庭用乳食品・市乳商品 価格改定のお知らせ」(9月1日から計138品目を約1.8〜10.3%)/森永乳業「一部商品価格改定のお知らせ」(9月1日出荷分からチーズ20品・バター1品など)
※プロテインの1gあたりは、税抜の希望小売価格に軽減税率8%を加えた税込で計算しています(プロテインパウダーは飲食料品なので8%)。価格は調査・確認時点のもので、お店や地域によって変わります。最新の情報は各社の公式発表をご確認ください。