節約・貯金

楽天経済圏を5年続けた本音|改悪続きでも、がんばらない使い分け

ソファでマグカップを持ち、ペンを置いた欲しい物リストを眺める男性のイラスト。テーブルには届いた段ボール箱とカード
rocky-enrich

最終更新: 2026年10月/最終確認: 2026年10月18日(ポイントとSPUの条件は、楽天の公式ページで確かめたものです。条件は変わることがあります)

改悪のニュースが続いている楽天経済圏ですが、それでも私は、続ける意味があると思っていますし、実際に恩恵も受けています。

5年以上続いている理由は、がんばらないことです。ポイントのために、買い物を増やしません。

買う物が先で、ポイントはあとから付いてくるおまけです。

次のセールが来る前に、欲しい物をメモに書き出して、少し時間を置いてみてください。セールの日にもまだ欲しい物だけを買えば、ポイントに振り回されずに済みます。

私は元公務員で、いまは個人事業主です。楽天モバイル、楽天カード、楽天証券は、どれも5年以上使ってきました。もらったポイントの数は伏せますが、使い分けはそのままお見せしますね。

改悪が続くのに、なぜ5年以上やめていないの?

改悪のニュースはこれまで何度も見てきましたし、この流れはこれからも続きそうだと思っています。

たとえば、楽天のサービスを使うほど楽天市場のポイント倍率が上がる仕組み(SPU)があります。そのうち楽天証券の条件は、2022年4月に「月1回500円以上のポイント投資」から「月の合計3万円以上のポイント投資」へ変わり、投資信託での上乗せも小さくなりました。

それでもやめていないのは、囲い込まれている自覚はありつつも、家計が軽くなっているからです。

とはいえ、日用品は楽天市場が基本でも、Amazonとポイント込みの値段を比べて、安いほうで買います。本はAmazonのKindleで読むことが多く、手元で読みたい紙の本だけ楽天ブックスです。旅行はまず楽天トラベルから見ますし、楽天証券も、画面が見やすくて満足しているので使い続けています。

このように、ほかのサービスと相見積もりをとる感覚で比べて、自分が得をする(損をしない)ほうを選んでいます。楽天のサービス一辺倒で使っているわけではありません。

楽天経済圏そのものにも、向き不向きがあると思っています。SPUでいちばん大きな上乗せは楽天モバイルについていて、楽天モバイルを使っていないと倍率はかなり落ちますし、ある程度まとめてサービスを使わないと有利にはなりません。楽天モバイルを使う予定がなく、使うサービスも1つか2つなら、わざわざ広げなくて大丈夫です。SPUの倍率を追いかけすぎると、無理にお金を使って本末転倒になりかねないからです。本当に必要だと思うサービスだけを使い、急がない買い物はまとめて買って、通信費を下げたいと思ったときに楽天モバイルを検討する。そのくらいの温度感でいいと思っています。

楽天モバイルを5年以上使ってきた感想と、電波で困った場面は「【格安SIMで固定費削減】楽天モバイル歴5年の本音と、日本通信SIMという選択肢」に書きました。

買い回りは、がんばらなくていい?

お買い物マラソンや楽天スーパーSALEの「買い回り」は、お店をまたいで買うほど、ポイントの倍率が上がる仕組みです(参加にはエントリーが必要です)。

読者さん
読者さん

でも、買い回りをしないと損した気がして…

ロッキー
ロッキー

公務員時代の私も、買い回りにはよく参加していました。いまは時々で、欲しい物があるときだけです。

参加するのは、次の3つの手順を通って、それでも欲しい物が残ったときだけです。

  • ① 欲しい物は、まずリストに書く
  • ② すぐには買わず、少し時間を置く
  • ③ それでも欲しい物だけ、お買い物マラソンや楽天スーパーSALEでまとめて買う

リストは、スマホのメモでも紙でも、続けやすいほうで大丈夫です。欲しい物を見つけてもその場では買わずに書いておき、少し時間を置くだけで、衝動買いが減りました。

買う物が決まってから、セールのポイントをもらいにいく順番だけは、崩さないようにしています。ポイントのために買う物を探すことは、しません。

ポイントはどこに使う? 行き先を3つに分けています

読者さん
読者さん

期間限定ポイント、気づいたら消えてるんですよね…

ロッキー
ロッキー

私は、使い道を先に決めています。期間限定ポイントと通常ポイント、それに毎月の1ポイントで、行き先は3つです。

楽天ポイントの行き先は3つ。期間限定ポイントは街のお店で楽天ペイ、通常ポイントは基本貯める、毎月1ポイントだけ投資信託の積立へ(楽天証券のSPUは、1ポイント以上使って買った分が月の合計3万円以上)

期間限定ポイントは、街のお店で楽天ペイ

SPUや買い回りでもらう上乗せ分は、多くが期間限定ポイントです。SPUの分は、もらった月の翌月末が期限なので、のんびりしていると消えてしまいます。

そこで私は、楽天ペイが使える街のお店では楽天ペイで払って、日々の買い物や交際費に期間限定ポイントを使っています。楽天ペイなら、期間限定ポイントもそのまま支払いに使えます(楽天ペイからSuicaへのチャージには使えません)。ポイントで払うときは、期限の近い期間限定ポイントから先に使われる決まりです。

ちなみに、楽天カードの請求をポイントで払うサービスでは、期間限定ポイントは使えず、使えるのは通常ポイントだけです。

失効させたことは、一度か二度あるくらいで、ほとんどありません。

通常ポイントは、基本は貯めておく

通常ポイントは、新しく通常ポイントをもらうたびに期限が延びていくので、急いで使わなくても消えにくいポイントです。

そのため、基本は使わずに貯めています。使うのは、期間限定ポイントが残っていなくても、通常ポイントの範囲で買える物を買いたいときです。

1ポイントだけ、投資信託の積立に

まとまったポイントを投資に回すことはしていません。使うのは、毎月1ポイントだけです。

楽天証券のSPUは、ポイントを1ポイント以上使って買った投資信託が、その月の合計で3万円以上になると条件を満たします(NISA口座での積立も対象です)。私は投資信託の積立の設定で、毎月使うポイントの上限を1ポイントにして、この条件を満たしています。設定したのは最初の一度だけで、あとは何もしていません。ほかにも事前の設定が必要なので、細かい条件は楽天証券の公式ページで確かめてください。

ただ、月の合計3万円という線があるので、積立額がそこに届かないうちは、1ポイント使ってもSPUの倍率は付きません。倍率のために積立額を増やすのは順番が逆で、SPUはそこまで無理に追わなくていい、というのが私の考えです。

私自身、NISAの積立は11月分から少なくすることにしました。個人事業主になって、収入の波がまだ大きいからです。積立額を柔軟に変えている考え方と、お金を整えてきた順番は「資産形成ロードマップの記事」にまとめています。

カードは1枚で困らない?

プライベートで使うクレジットカードは、この楽天カード1枚だけです。楽天市場での買い物も、QUICPayに登録して使うお店での支払いも、NISAのクレカ積立も、この1枚にまとめています。

困った場面は、今のところありません。支払いが1枚に集まっているぶん、毎月の明細を確かめるのも1か所で済んでいます。

ただ、1枚だけだと、そのカードが使えなくなったときに困る、というのが弱点です。備えは、現金をほんの少し持ち歩くくらいで足りています。いきなり大きな現金が必要になる場面は、日常では起きにくいと考えていて、持つものはできるだけ増やさないようにしています。

支払いをカードとスマホ決済に集めているおかげで、家計簿もできるかぎり1円単位でつけられています。

そのなかで、楽天ポイントだけは、期間限定ポイントも含めて、あえて家計簿に記録していません。使った額をポイントの分まで正確に知るには記録が必要ですが、そうすると、いつ、いくら入ってきたかまで追いかけて、覚えておくことになります。そこまですると、私は続かないなと思ったんです。

だから、ポイントは収入にも数えず、使うときはボーナスのような感覚です。この管理のしかたが、私には合っています。みなさんも、ポイントの管理は続けやすい形で試してみてください。家計簿の始め方は「家計簿が続かない人へ|固定費と大きな支出から始める3ステップ」に書いています。

まとめ|がんばらないから、5年続いています

最後に、私がしていることを並べておきます。

  • 欲しい物はリストに書いて時間を置き、それでも欲しい物だけセールでまとめて買います
  • 期間限定ポイントは、街のお店で楽天ペイを使って消化します
  • 通常ポイントは基本貯めて、楽天証券のSPUは積立で1ポイントだけ使って満たしています
  • プライベートのクレジットカードは、1枚だけです

全部を取りにいかなくても、楽天経済圏の恩恵は受けられます。

今日できることは、ひとつだけです。欲しい物をリストに書き出して、衝動買いを減らせるようチャレンジしてみてください。次のセールが来たときに、まだ欲しいと思える物だけを買えば十分です。時間を置いてみると、意外と「買わなくてよかった」と思える物も出てくるかもしれませんよ。

参考にした資料

※各ページは2026年10月18日に確認しました。

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